飛鳥時代に活躍した人物や、室町時代に起きた事件について紹介します。
人物
小野妹子(おののいもこ)
漢詩文学を奨励し、文化の発展に寄与しました。
小野道風(おののみちかぜ)
外交官として遣唐使を派遣し、日中の交流を深めました。
賀茂真淵(かものまふね)
古代の歴史書「日本書紀」を編纂し、日本の神話や歴史を記録しました。
聖徳太子(しょうとくたいし)
仏教の普及や政治改革を行った人物で、日本史上において重要な存在です。
推古天皇(すいこてんのう)
飛鳥時代の天皇で、日本で初めて女性天皇となりました。政治的に重要な役割を果たしました。
蘇我赤兄(そがのあかえ)
蘇我馬子の対抗勢力として台頭し、蘇我氏との対立を深めました。
蘇我入鹿(そがのいりか)
蘇我馬子の父で、政治的な影響力を持ちました。
蘇我氏君(そがのうじきみ)
蘇我馬子の孫で、政治的な立場を築きました
蘇我馬子(そがのうまこ)
飛鳥時代の政治家で、蘇我氏の一族。天皇の摂関権を握り、政治の実権を掌握しました。
蘇我皇子(そがのみこ)
蘇我馬子の孫で、推古天皇の即位後、摂政として実権を握りました。
道鏡(どうきょう)
蘇我氏打倒を図った政治家で、蘇我馬子暗殺事件を起こしました。
中臣鎌足(なかとみのかまのたり)
飛鳥時代の政治家で、蘇我氏に対抗して中大兄皇子を支えました。
中大兄皇子(なかのおおえのきし)
推古天皇の兄で、中臣鎌足とともに蘇我氏に対抗し、のちの天智天皇として即位しました。
難波江皇子(なにわえのみこ)
聖徳太子の異母兄で、仏教の伝来を支援しました。
藤原宇合(ふじわらのうごう)
聖徳太子と親しい関係にあり、政治的な影響力を持っていました。
用明天皇(もちあけてんのう)
飛鳥時代の天皇で、聖徳太子の死後、仏教勢力を弾圧しました。
物部守屋(もののべのもりや)
蘇我氏に対抗し、物部守屋の乱を起こしました。
出来事
推古天皇の即位(593年)
日本で初めての女性天皇である推古天皇が即位し、国政を指導しました。
飛鳥寺の建立(593年)
聖徳太子によって建てられた飛鳥寺は、仏教文化の拠点として栄えました。
十七条の憲法(604年)
聖徳太子によって出された政治指針で、統治の基本方針や倫理が示されました。
遣隋使(607年 – 614年)
日本が中国の隋朝に使節を送り、外交関係を構築しました。この交流は日中の文化交流の基盤となりました。
蘇我氏の台頭(6世紀後半)
蘇我馬子などの蘇我氏が政治的な影響力を増し、朝廷の実権を握りました。
中大兄皇子の挙兵(645年)
中大兄皇子(のちの天智天皇)が蘇我氏を打倒するために挙兵し、大化の改新が起こりました。
蘇我入鹿の乱(645年)
中大兄皇子と蘇我入鹿との対立が激化し、中大兄皇子が勝利して政権を握りました。
大化の改新(645年)
中大兄皇子の挙兵によって、政治体制や社会制度の大改革が行われました。
白村江の戦い(663年)
日本と唐(中国)の連合軍が新羅(朝鮮)と戦った戦いで、日本は敗北しました。
飛鳥浄御原令(689年)
日本最古の成文法である「飛鳥浄御原令」が制定されました。これによって国家の基本的な法体系が整備されました。
大宝律令制定 (701年)
行政と税制を整備した法典で、国家体制の基盤となった。
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