最近の研究では、読書量が多い子、本をよく読む子は頭が良くなる、学力が高くなる傾向があることがわかっています。
本を多く読む子は国語が得意になるだけでなく、算数や理科、社会と全科目の学力が上がりやすいと言われています。
これは本を読むことで集中力や読解力や想像力が育ち、結果問題文を正確に早く理解できるようになるためです。
中学受験を受けようと考えているご家庭は、ぜひ低学年の1年生・2年生・3年生うち、可能であれば幼少期から読書をする習慣をつけてあげてください。
子供が読書をするメリットや効果は
- 集中力が養われる
- 人の気持ちを理解できるようになる
- 言語能力がつく
- 読解力がつく
- ストーリーを通していろいろな世界を疑似体験できる
とさまざまな効果があり、メリットしかありません。
なかでも本を読むことでいろいろな世界を疑似体験できるということは、なかなか他のことでは出来る事ではないと思います。
普段できない体験を想像させてあげるために、SFや旅行記やファンタジーもいいかもしれません。
ただ今回は実際に存在した偉人たちのお話を疑似体験できる、そんな偉人たちの伝記を紹介してみたいと思います。
10分で読める伝記
ヘレン・ケラーや、野口英世、ベルなど、誰でも知っている偉人の伝記が面白くわかりやすく書かれている本です。
1年生向けでとても簡単に書かれているのですが、文章の書き方が上手なのかとても読みやすく、大人でも読むと一気に読んでしまうくらい面白くておすすめの1冊です。
3分で読める偉人のおはなし
こちらもエジソンやピカソや織田信長などの誰でも知っている偉人のお話の本になります。
大人でも名前は聞いたことがあるけど何をした人か詳しくわからない、というような偉人達のお話になっていて、偉人たちがどういった幼少期を過ごしたかというお話から描かれていたり、偉人たちの人生を想像しながら楽しく読むことができておすすめです。
偉人のことば
こちらは上の2冊とは少し変わって、様々な偉人の紹介とともに、その偉人の残した言葉を紹介しています。
「背中を押してくれることば」や「チャレンジする人を応援することば」など、
テーマに沿っていろんな言葉を紹介してくれるので、大人が読んでも為になる本だと思います。
例えば哲学者であるハイデッガーの
誰しもが代わりがきくようで、代わりがきかない
という言葉であったり
ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の
高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです
という言葉だったり。
いろいろな時代の、いろいろなジャンルの偉人の言葉が紹介されていて、ぜひ子供と読んでほしい本としておすすめです。
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